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 最高気温が真夏日直前の29.5℃だった日の夕方、涼を求めて滝川市のお隣の町、砂川市の「子どもの国」の公園を散歩してきました。

 あら?公園の入口付近、吹いて来る風が甘い香りを含んでいます。
 「何だろう?」とあたりを見回すと、向こうに大きな木が1本。枝先には淡い黄色の花がたくさん咲いています。どうやらこの花の香りのようです。根元のネームプレートには「シナノキ」とあります。

 シナノキからは美味しい蜂蜜が採れると聞いたことがあります。北海道で一番たくさん採れる蜂蜜だとも。そういえば江部乙にある高見養蜂店さんでもシナノキの蜂蜜を扱っていますね。その特徴は森を連想させる爽やかで濃厚な香りの蜂蜜なのだとか。私の中で、シナノキの花の香は北海道の夏の香りの1つになりそうです。

オリーブ 北辰振興会理事