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 今年も滝川特産の食用菜の花「雪割りなばな」の季節になりました。夏に露地にまかれた種は秋に発芽、そのまま雪の下で冬を越します。農家さんは年明け2月頃に雪を取り除き、その場にビニールハウスを建てて、若葉を3月末頃から出荷するのだそうです。市内の「道の駅・たきかわ」などで扱っています。「雪割りなばな」のブランド名が使えるのは4月出荷分までとか。収穫は例年5月上旬まで、食用菜の花として出荷されるそうです。
 食用菜の花と聞くと、開きかけた蕾を中心とした葉の上部をお浸しなどで食べるイメージですが、「雪割りなばな」は葉と茎を食べます。特に根元の太い茎が柔らかく甘みがあって格別です。我が家ではシンプルに、フライパンに入れてオリーブオイルと塩だけで調味、蓋をして蒸し焼きにし、仕上げにチーズをかけていただきます。    

オリーブ 北辰振興会理事