桜サポーターとは

滝川市江部乙町東12丁目にある「北辰の森」桜並木の維持、管理作業を行う桜サポーターを募集しています。毎年3月から11月まで、剪定・草刈・冬囲いなど月1回程度の作業や江部乙の子どもたちと一緒に植樹祭(5月)を行います。
北辰の森の面積は約3ヘクタール、園路は約1.5キロメートル。いままで種から育てたエゾヤマザクラを約500本植樹してきたほか、チシマザクラやシラカンバなど様々な樹種の苗木を植えてきました。
活動の様子は活動アルバムをご覧ください。
桜サポーターの参加は無料です。 該当フォームよりお申し込み情報を送信いただくことで、ご入会いただけます。
(※なおご参加にあたりボランティア保険に加入いただきます。保険料は会で負担します。)


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活動アルバム
Activity album

春の剪定

長い冬が過ぎ、3月ともなると陽光がさすようになります。北辰の森は堅雪となり、自由に森の中を歩けるようになります。白樺やカエデの樹が地中から、おもいっきり水分を吸い上げています。
このとき桜サポーター(この日は12名が参加)がノコギリや防腐剤処理用の墨をもって、不要な枝を剪定します。この時の剪定された枝を家に持ち帰ると、一足早く桜の花びらを楽しむことができます。

カレーの会

11月7日は納会の日です。桜サポーターは先ずの桜の木元にネズミ除け剤を置いて回りました。なるべく若木の周りが対象です。当日はあいにく雨模様、気温は18度くらいでした。本州方面では夏日となりところが多く、今年の猛暑の余韻がまだ続いているよう。しかし、北海道方面は今週末頃から雪模様となるようです。
カレーの会の会場は例年のフルーツの丘ふれあいセンターではなく市農村改善センター2階の部屋をお借りしました。朝9時から女性の方々により準備を進めました。米、ジャガイモ、りんごなどは会員のプレゼントです。とても美味しいカレーに舌鼓を打った参加者は14名でした。

苗木冬囲い

10月17日、冷たい秋雨が降る中、桜サポーター9名が集まり種から育てた苗木の冬囲いを行いました。先ずは苗木を掘り出し、ベッドに寝そべるように斜めに置きます。こうすれば雪の重圧に枝が折れることはありません。寒い冬を耐え忍んで来年も成長してくれるでしょうか。

冬囲い

今年の夏は、とても暑い日が続きました。9月になっても残暑の日々。そうした中の 9月12日。桜サポーター10名でエゾヤマザクラの冬囲い作業を行いました。 桜の木の根元にパイプアミ等を取り付け、冬に向けてネズミ対策をしました。

草刈り 8月

8月23日、桜サポーター13名があつまり草刈り作業をしました。北辰の森は3ヘクタールの 面積があり、広い場所の草刈り作業は大変な量となります。じつは市シルバー人材センターにもお願いして、区域を分けて草刈りをしています。今年は猛暑の日々、熱中症に気をつけながら作業を行い、作業終了後、参加者は木陰で水分とおやつをとります。気持ちの良い夏の一日となりました。

支柱づくり 2023年7月11日

参加者12名。桜の苗木のための支柱を作り、補強する作業を行いました。
剪定した桜の枝をマサカリで、まるで鉛筆の先を削るように、先をとがらせ支柱を作成しました。さらに今年植えた苗木の短い支柱を長い支柱に取り換える作業のため脚立に上り、かけやを振り下ろしました。北海道は急激に暑さが増しています。森の中のハスカップが良く実り、憩時間には毛虫たちも元気に活動していました。

草刈り 2023年6月20日

北海道の6月、快晴の空のもと13名の桜サポーターが集まり、草刈作業を行いました。気温も25度を超し、汗ばむ陽気。草々も勢いよく育っています。まるで北辰の森・3ヘクタールが草の海に呑み込まれているよう。ただ、森の中には貴重植物も自生しており、その区分けがなかなかに難しい。そこで桜サポーターの方が、丁寧にテープで囲うなどして草刈りへの注意を促しています。とても根気のいる作業ですが大切な活動です。

植樹祭 2023年5月9日(火)

江部乙小学校6年生11名と桜の苗木を植えました。この苗木は、昨年から森の中の苗場にて越冬させてものです。当日は桜サポーター(16名)により北辰の森北側の移植場所に穴を掘り、支柱を立て、土壌改良材(腐植土、改良土)の運搬などして植樹の準備をしました。北辰の森に到着した小学生たちと桜サポーターは共に、まず土壌改良材を投入して土と混ぜ、苗木を設置して土をかぶせ、水をかけました。今年は桜の開花がはやく、この日は桜の花は概ね散って葉桜状態、天候にも恵まれ爽やかな一日でした。
なお、植樹の前に高谷副会長から江部乙小学校の教室にて日本画家・岩橋英遠の学習会(20分間)を行いました。

枝拾い作業

4月18日、桜サポータ―14名が集まり、剪定した大量の枝を運び出す作業をしました。
前日は、札幌では開花した桜の花に雪がつもっている風景がニュースとして流れるなどとても寒い一日。道内では積雪30cmを超える吹雪となった所もありました。
翌日は一転して青空で気温が上がり、気持ちのよい作業日となりました。フクジュソウやカタクリ、アズマイチゲ、ナニワズなどの花々が咲きだしています。今月末にはエゾヤマザクラの花が咲きだすと予想しています。

枝の剪定作業

2023年3月14日、一面に残雪がある「北辰の森」にて、桜サポーター16名が集まり、エゾヤマザクラの剪定作業を行いました。今年はカタユキでカンジキがなくても長靴で、森の中の雪上を歩くことができました。枝の剪定作業を行い、切り枝跡には墨を塗ります。いつも指導してくださる中島さんは、みんな剪定がうまくなったと感心していました。剪定した桜の枝は、皆さんはそれぞれに持ち帰ります。家の中で、花瓶などに枝をさしておくと、一足早く桜の開花を楽しめます。長い冬の後、生活の中に「桜色」があらわれると心に染みる色合いに感じられます。

カレーの会

11月8日、北辰の森作業の本年度の最終日、ネズミ対策の薬剤をエゾヤマザクラの根もとに散布する。クマイ笹から数メートル以内に野ねずみが出没する。その対応のため毒性のある薬剤を撒くのだが、まったく野ねずみには申し訳ない。(ところで野生動物たちは冬どうやって生き延びているのだろう。いつも不思議に思う)
作業の後は恒例の会費300円のカレーの会を開く、ジャガイモやリンゴは持ち寄られ、これがすごく美味しい。事務局長の年間活動の締めくくりの報告を聞き、無事に一年を過ごしたことに感謝をする。

冬囲い

10月19日、寒風が吹く中、エゾヤマザクラの若木の冬囲いを行いました。雪の重さでへし折られないよう、丸筒で防御を施します。これはネズミ等の被害に会わないためでもあります。今、全国の山里の農家は野生動物の食害に頭を悩ませており、この北辰の森にもエゾシカがあらわれ、樹木などは食糧をなっているようです。畑の周り、ぐるりと電気柵などを囲っている風景をテレビでよく目にします。ヒトと動物の距離感をどうしたらよいのか。北辰の森の課題でもあります。

苗木の冬構え

昨年、採取した桜の種から苗木が大きく育ちました。実は、この桜の種から虫が大量に発生。「種は虫にやられているかも」という心配をよそにスクスクと枝を伸ばしてきました。
今年の冬を乗り切るため苗木を掘り起こし、別の場所に掘った溝の中へ、エソヤマサクラの苗木を横に並べます。まるでベッドによこたわるよう。これで大雪の時も、冬眠のまま枝を折られることもなく眠ることできると思います。

8月の草刈り

 夏の草刈り作業で、心配なのは熱中症です。つい水分を取らず作業をしてしまい危険なことになったりします。8月23日、桜サポーター12名が集まり、鎌や草刈り機で作業をしました。最初に皆さんのポケットにお茶の小さなペットボトルを配布し、3ヘクタールある北辰の森内の草刈りをはじめました。気温は30度ほど、途中から小雨となりましたが、無事に作業を終えることができました。

2022年7月12日

 北海道も暑い夏の日々、北辰の森で、枝の剪定や杭の打ち直し作業を行いました。参加者は11名。桜の木が順調に伸びて、高さが杭を超えてします、そこで身長の長い新しい杭に打ち直します。冬、積雪対策です。また桜の木にある「脇芽」もカットします。まるでトマトの脇芽取りのようです。太陽の光をたっぷりと浴びて、桜の苗木もよく育っています。

作業の後、森の中で休憩、そのとき金鳥の香取線香が活躍します。アチコチに煙を立てて虫防御をします。

2022年6月21日

 6月21日、北辰の森にて草刈り作業を行う。参加者は12名。この森は3ヘクタールあり、草刈の量もかなりのボリュームとなる。タンポポモドキやコウリンタンポポなど、それなりに美しい草花もあるが、もちろん一気に刈り取る。そのままにしておくと害獣たちの住処となる。昨年植えた桜の種も順調に発芽し、その成長が楽しみだ。
 北辰の森・看板などに北辰振興会の公式サイトへのQRコードを貼りつける。散歩にこられる方々がスマホで閲覧していただければありがたい。

2022年5月10日

 5月10日(火)北辰の森にて、江部乙小学校6年生10名と桜サポーター15名などが一緒にエゾヤマザクラ12本を植樹しました。園路上、事前に用意した穴に、大きさ1.8mほどの苗木を植え、土をかぶせ、水やりも行いました。今回は補植の意味もあり、病気等で取り除いた樹木の跡に、植え替え作業を行ったものです。
 いままでの作業をしていた江部乙中学校は統合となったため、今年から江部乙小学生がこの事業を引き継いでくれます。
 今年は桜の満開は5月5日ごろ、この日はすこし満開の時期は過ぎていましたが、充分に綺麗な桜並木も楽しめました。

2022年5月6日

 今年は5月6日ごろが満開の時期となりました。気温も上がり、晴天にもなって気持ちの良い休日です。花の見学者も途切れることなく訪れます。口コミで来訪者が増えていると思います。嬉しいのは高齢者施設の老人たちが訪ねてくれることです。森の中は車いすで回れますし、駐車場にテーブルと椅子を並べてお茶を楽しんでいるグループもあります。森が冬景色から桜色の世界に変身する姿は「見事」です。

2022年4月26日

 植樹祭の準備ため苗木の穴をほり、培養土も用意しました。
 ところで、桜並木の中には病気になったり枯れたりする樹木もあります。
 今年も、これらの桜の植え替えを行います。たいへんなのは根の伐根、土の中から根を掘り出し、その根をノコギリで切りとります。
 取り出した根っこは「置物」のようにも見えます。

2022年4月19日

 雪解けとなり、北辰の森にも土が顔を見せている。長い冬の間に残された枝やごみが、ずいぶんとたまっている。
4月19日、桜サポータ―15名が「北辰の森」に集まり、先月、かた雪のなかでおこなった枝切の後始末や、テングス病にかかった桜の枝の剪定作業を行った。今年は大雪であったこともあり、重さに耐えきれず折れた枝も大量に地面に落ちていた。
 枝は、思いのほか多くあり、森の中の2か所の指定の枝置場所まで人力で運ぶ。耐えきれず途中から軽トラックにお出ましを願って、荷台に山のように枝を積んで運んだ。なかなかの、いい運動となった。
 森の中は、さっそくフクジュソウの黄色い花や、フキノトウが顔を出している。来月になるとエゾヤマザクラが花を咲かせ、ほかの春の妖精たちも一斉に花開く季節となる。

2022年3月15日

 北辰の森、春の剪定作業を行いました。当日は桜サポーターが13名集まり、腰にノコギリと剪定鋏をぶら下げ、カンジキを装着してカタユキの森の中に入ります。大雪に痛みつけられた枝を切り落とし、その痕に墨を塗って養生をします。払った枝は、必要量を家に持ち帰り花瓶などにさして、一足早い桜の花びらを楽しんでします。花瓶の水に食紅を少し差すと、桜の花びらのピンク色が鮮やかになることを、桜サポーターの方から教わりました。3月も中旬なのに、午後から吹雪模様となりましたが、とはいえ春は一歩一歩と近づいています。

2021年11月9日

  カレーの会
 今日は、北辰の森作業、納会の日です。冬囲いも終わり、野ねずみ駆除のため殺鼠剤の袋を桜の根元に散布しました。これから北辰の森は雪籠りとなります。
 納会の日、作業の後は「カレーの会」を開きます。お米や、ジャガイモ、デザートのリンゴやコーヒー豆は桜サポーターの提供です。どれもとても美味しい。今年一年の活動を振り返りながら、来年が良い年であることを願います。

2021年10月12日

秋晴れの一日、冬に備えて冬囲い作業を行いました。
冬になるとネズミが幹をかじります。そこで網ネットを根元に巡らします。エゾシカも北辰の森に現れます。金属製のネットに守られてエゾヤマザクラやチシマザクラの幼木は雪の下で冬を越すのです。

2021年9月28日

江部乙小学校6年生16名と桜サポーター13名ほどで、エゾヤマザクラの種を撒きました。この種は6月29日に北辰の森の桜から4000粒ほど採取し、今まで冷蔵庫で冬眠をさせておいたものです。9月28日は、まずNPO法人岩橋ふるさと北辰振興会の高谷副会長が岩橋英遠の生涯について講義をし、桜のトンネルづくりについても説明しました。その後、江部乙小学校からスクールバスで北辰の森に移動、10㎡ほどの苗床に桜の種を均一にまき、寒さに備えて藁を敷いて作業を終えました。来年の発芽が楽しみです。

2021年8月24日

北辰の森にて、桜サポーターの皆さんと草刈り、播種床の準備をおこないました。
苗床準備では、昨年播種して育ったエゾヤマザクラの苗木21本を移動し、今年9月28日の播種事業に備えました。草刈りは桜サポーター各自の草刈り機を作動して、排水路の中の雑草を含めて園内の草刈り作業をしました。

2021年7月13日

支柱整備点検作業をしました。鋸やカッターナイフ、ナタ、カケヤを使って支柱の整備、三脚にのぼってカケヤを振り回すので、バランス感覚が必要です。

2021年6月29日

北辰の森にてエゾヤマザクラの実を採取、江部乙中学校で桜の実から種を取り出しました。

2021年6月22日

草刈り作業です。

2021年5月7日

江部乙中学校の皆さんと行った植樹祭です。

2021年4月30日

冬囲いの撤去等です。

2021年3月22日

剪定の様子です。